『漏電』という言葉は聞いたことがあっても、具体的にはどういうものかは知らないという人も少なくないのではないでしょうか。通常電気は「絶縁電線」によって通じていますが、この絶縁電線の絶縁部分である被覆が傷ついたり、或いは老朽化して剥がれたりなどの原因によって、電線の外部に電気が流れてしまうことを『漏電』と呼びます。漏電で最も恐ろしいのが「感電」です。人間の大半は水分で構成されています。水は電気をよく通すことが知られているように、漏電した電気は人間の身体を流れやすいのです。漏電した電流が小さい場合はビリッと感じる程度で済みますが、20mA以上になると場合によっては死に至ることもあるくらい、とても危険です。ですから、電線が切れているのを見かけたり、身体がビリビリ感じるようでしたら、近寄らずにすぐに本サイト「漏電修理110番」にご連絡ください。専門業者が安全に処置を行ってくれます。また、強い電流を流す電化製品には「アース線」と呼ばれるものがついていますが、このアース線は万が一漏電した時に、漏れた電気を大地に逃して感電の危険を少なくしてくれるものです。意外とアース線をしっかり繋いでいない人も多いですので、安全のためにも必ず繋ぐようにしましょう。