ブレーカーの交換時期は、それぞれのメーカーが定めた耐用年数があり、アンペアブレーカー、安全ブレーカー、漏電ブレーカーと異なるため、基本的には保証期間や耐用年数を考慮して決まります。
耐用年数によるブレーカーの交換の場合、耐用年数には「税法上の耐用年数」と「製造元が定めた耐用年数」の2種類あります。一般的な法定耐用年数は15年とされていますが、減価償却した時の計算に用いられる基準です。それぞれのメーカーの定める耐用年数は10年~15年とそれぞれ異なります。ただ、ブレーカー自体がそこまで激しい劣化を起こす設備ではないため、耐用年数以上に長期間使用する場合こともあります。
もし、交換時期が気になる方は、ブレーカー本体の設置時期を確認してみるとよいかもしれません。
その他、ブレーカーの交換が必要場合には、電力自由化により新料金へ電気料金プランを乗り換える際、家庭に供給される電気の量が変わることが考えられるため、それによって現在のブレーカーで対応できない場合、ブレーカーの交換時期がきていなかったとしても交換が必要な場合があります。