コラム

漏電の原因

漏電が原因で、火災や感電の被害に合うといったことを見聞きしたことはありますでしょうか。漏電とは読んで字のごとく、電気が本来通る場所以外に漏れていることを言いますが、なぜ漏電は起こってしまうのでしょうか、それにはいくつか原因があります。電気工事の不備やアースの誤使用を除きますと、一つ目に絶縁体の劣化によるもので、時間経過による劣化や破損、また塩分が付着すると絶縁効果が落ちる場合や腐食などが発生することがあり、そうした理由から漏電に繋がります。二つ目は水に濡れることによるもので、本来水は電気を通しにくいのですが、一般生活で見かける水には色々なものが溶け込んでいるので、電気を通しやすく、漏電に繋がります。三つ目に動物や虫によるもので、虫が機器に入り込み接触してしまう場合や、ネズミなどがケーブルを齧り壊してしまう、などといったものが漏電に繋がります。他にもトラッキング減少というものがあり、湿気を含んだ埃が電源プラグとコンセントの隙間にたまり、火花が発生し、徐々に絶縁状態が悪くなり、最終的に発火します。電気は日常生活に深くかかわり、毎日使っている方がほとんどです。定期的に確認し、疑わしい場所がある場合は、すぐにでも漏電修理を検討したほうがいいでしょう。もちろん日ごろから漏電を予防しておくのもとても大切ですので、定期的なコンセント付近の確認や位置取りなども確認しておくといいかもしれません。

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