「漏電」という言葉は知っていても、あまりその状況に遭遇することはないためピンとこない方も多いかもしれませんね。しかし今年、電気柵の一部が壊れ川に掛かり、川遊びをしていた家族を感電させて死傷させる事故があり、大きなニュースとして取り上げられましたが、あの事故も「漏電」が原因だったと聞けば、身近にも起こり得ることなんだと感じることが出来るはずです。『うちの周りには電気柵のような危険なものはないから大丈夫』と思われるかもしれませんが、部屋をぐるりと見渡してみましょう。電気を使っているものが溢れていませんか?電気の強さはさておき、電化製品には電気が流れています。特に強い電気を使用する電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などにはアースと呼ばれる接地配線が付いていると思いますが、あれは漏電した時に大地に電気を逃すための大事な配線です。要らないと思って接続を怠っていませんか?私たちの身近にある電化製品でも、漏電の危険が存在するのです。漏電は配線が切れ落ちて起きるだけでなく、配線を重いものなどで踏んで損傷させた部分から漏れますし、厄介なのは電気は目で見えないので、どこで漏電するかを特定するのが困難です。漏電の異常発見、またそれの対応・修理には、電気工事士の資格を持った専門家の力が必要です。まずは電化製品のアースをしっかり接続したり、複雑に絡まった配線、損傷した配線、物に踏まれた配線がないか点検しましょう。もし漏電しているかもと疑われる箇所があれば、本サイト「漏電修理110番」に急ぎご連絡ください。