生活をしている中で漏電しているかもしれないと感じた時に、私達自身で漏電の確認をする方法はあるのでしょうか。
私達が行える漏電チェックは簡単なものしか行えません。漏電の修理は電気工事士の免許が必要となってきます。電気工事士とは住宅やビル、店舗、工場などの電気工事を行う技術のある人のことを言います。電気工事士は筆記試験や技能試験などを合格した者のみに与えられる資格です。電気に関する工事を行うにはこのような資格を持った人でないと誤って事故を起こしてしまう恐れもあるほど危険な作業なのです。そのため、私達が漏電の際に出来ることは漏電が発生した場所を見つけて、その部分を切り離すことです。方法としてまず懐中電灯を持ってブレーカーを全て切ります。そしてブレーカーを端から順番に一つずつ入れていって下さい。この時に注意するのが、一つの小ブレーカーを入れたら10秒ほど待ってから次の小ブレーカーを入れるようにしてください。少ブレーカーを入れて待っている時に主幹のブレーカーが落ちると、その部分で漏電が起こっていることが分かります。その漏電の原因である小ブレーカーのみを切って、その他のブレーカーを全て入れていって下さい。そうすることで、漏電部分の原因特定が出来るため、漏電してしまっても最低限の電力の確保が可能なのです。この他に漏電をどうにかしようと必要以上に作業を行うことは危険であるため、業者に修理を依頼しましょう。